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新型コロナウイルス感染症について
コロナウイルス感染症が世界中に広がりました。感染はパンデミック状態となり、世界中の国々がその対応に追われています。
日本においても2月3日にダイアモンド・プリンセス号の横浜寄港と船内感染がありました。国内では当初より水際対策やクラスター対策が講じられましたが、感染者は増加して行きました。感染は医療崩壊寸前まで行きましたが、今のところは何とか持ちこたえた状態です。緊急事態宣言も関西では5月22日に解除されましたが、今後も第2波、第3波が予想されており、注意が必要な状態は続いています。
新型コロナウイルス感染症の正式な名称はCOVID-19です。
COVID-19は新種のコロナウイルス(SARS-CoV−2)で引き起こされる感染症で、症状のほとんどは軽度から中等度であり、特別な医療を受けずに回復します。
流行はすでに市中感染となっているため、すべての人々が各自で感染を防ぐ手立てをとり、もし感染した場合でも、いかに重症者や死者を出さないことが大切だと考えます。
これからのCOVID-19に対する対策として大切なことは、予防のためのワクチン開発と治療薬の開発です。国民の60〜70%が抗体を持てば、ある程度感染は防げるとされています。そのためにはワクチン開発が重要ですが、まだ開発状態であり、国内では実際に使用可能になるのは来年以降となるようです。
治療薬については、いろいろな薬剤が候補に挙がっていますが、まだ確定したものはありません。ただ、マスコミでよく取り上げられているレミデシベルやファビピラビル(アビガン)には期待を寄せられています。
流行した初期の頃には、外国ではCOVID-19に対する日本の緩い対応に疑問を持ったところもありましたが、幸い感染爆発には至らずに済みました。この原因はいろいろと検討されています。BCG接種、日本人のライフスタイル、すでにある程度の抗体を持つ人がいたなどの意見もありますが、今後さらに詳しく解明されて行くと思います。
第2波3波の流行はインフルエンザの流行と重なるとの予測があり、なるべく早くインフルエンザワクチンの接種を行うことも大切です。
しばらくの間は、まだまだ安心できませんので、誰もが咳エチケットや十分な手洗いを行い、密を避ける行動がなによりも大切だと考えます。 |
台所やお風呂、家具用など身近な洗剤を使って新型コロナウィルスの除去を
することができます。
下記をご参照ください。
「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」
(厚生労働省HPより)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000614437.pdf
「新型コロナウィルス対策
ご家庭にある洗剤を使って身近な物の消毒をしましょう」
(経済産業省HPより)
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200522009/20200522009-1.pdf
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